Незабываемое путешествие в Японию

在 福岡 ロシア連邦 名誉領事
国立ダゲスタン大学 第8代 名誉教授
一般社団法人 OPORA RUSSIA FUKUOKA

会長 田村文彦


[歴史は繰り返し巡り巡って来る。]

時代背景や生活様式が様変わりしているので、現代に生きる人々の多くは歴史背景を見直して見ようと思う人は少ない。実際、見直しをしようと考える人々は一握りしかいない。
 先進国と呼ばれる国は、電気・ガス・石油類に基づく生活必需品、移動手段まで、有り余る製品や商品に埋め尽くされて生活をしている。そのような日々の生活があたりまえと思い「普通」と言う満ち足りた生活を営んでいる。
 しかし、歴史を読み解くといつまでも続かない。約200年もの間、産業革命を発端に続いた経済も金属疲労を起こし、政治・経済のシステムが音を立てて変化の渦中に陥って居り、世界覇権が移り変わろうとしている。まさに歴史上の変換期である。
今までの既存のシステムが時代の求めに対応出来なくなって居り、新たな時代システムに向かう端境期を迎え、世界の資本家達は富の蓄えが減少し、旧態依然のシステムで利益率を上げる努力をし、表面上の富に対し、裏面では、貧困層が急速に増大している。
政治システムも満ち足りた現状を維持しようして抜け出せず、時代が求めている本質のシステムに移行出来ないでいる。歴史を垣間見ると、平均的な一般人と貧困層が犠牲となり埋没して来た。まだ誰も気が付いていないだろうが、このままでは衰退の道を転げ落ちる一般人が増加する。
 この時代は、各国のニューリーダー達が登場しているが、今までのシステムを維持しようとすれば、やがてその国は衰退の道へ辿って行くだろう。これは、歴史が静かに語っている。
20世紀には無名の何も言わずにいた人々が、あらゆる場面に登場し、21世紀のより良き形を形成して行く事になると歴史が表現しているようだ。

[ロシアとの人的交流と物流の動き]

日本人にとっては、帝政ロシア・ソビエト時代を含めて、ロシアとの関係は殆どと言って良い程関係が薄い。政治的要素が強かった為、やもえない事ではあるが、21世紀の政治・経済・文化に隣国ロシアの存在を無視する事は出来ない。
 日本人の多くが、中国人や韓国人等、東アジア地域の事は良く理解している。其々に思うところも有るだろうが、ロシア人の事は殆ど知られていない。日本食や畜産業にとって不可欠な大豆・小麦・大麦・トウモロコシ・魚類・蜂蜜や、「もの作り日本」にとって必要な鉱物資源全般・原油・天然ガス・原木等、どれを取っても大切な原料は隣国ロシアが産地である事は言う間でも無い。一部は商社が取り扱いをしているものの殆どの資源は中国や韓国経由で日本の主要港に陸揚げされている。
 海に囲まれた日本は海運によって資源が運び込まれているが、大陸に面した日本海側の港の中には、近代的な設備を要したところも多く存在する。だが、期待されるような貨物取扱い高では無い。定期航路を開設しても、荷扱いの量が少なければ収支面で圧迫され船舶の入港は途絶えるだろう。これは、色々な要素が含まれて居り、単一的に言える事ではないが、要は国内企業とロシア企業とが、人的交流と物流の動きが活発にならない限り、港湾機能の充実は図れない。

[弱者救済]

日本の病院と、ロシアの病院の違いとして思う事は、日本の病院に入院する場合、家族や友人達は、安心して送り出す。100%とは言えないが、入院した患者は元気になって退院して来る。それも大都市の病院だけでなく、小さな地方の小さな病院にも当てはまる。
この事は、日本の場合、どのような地方に至っても平均した医療技術が存在しているからだと思う。
 ロシアの場合、状況は日本とは違う。病院に家族や友人が入院する場合、永遠の別れと思っている人々が多くいたことも現実であった。ロシア保健社会開発省では、平均寿命の向上と健康で健やかな生活が出来る環境充実を図っている。大都市では医療設備の入れ替えや先端医療が出来る環境整備に力を注いでいるが、広大なロシア全域で医療の向上を計る為には、ドイツや米国のシステムを模索して来た。ロシアの医療関係者は日本の医療は充実している事は充分に認識しているものの、交流が殆ど無く、日本の医療を模範とする事が出来なかった。OPORA RUSSIA FUKUOKAは、医療産業全般のノウハウや考え方を伝授する事でケガや病気に掛ったロシア人の救済を図り人的交流や絆を深める事にプロジェクトチームを開設している。ロシアでは地方の医療レベルを引き上げないと、国民の生命と言う大きな財産を失って居り、医療改革が急ピッチで進められている。

[21世紀型に変わるターニングポイント]

 この数年は、世界の政治・経済が20世紀型の方式から新たな21世紀型に変わるターニングポイントとなっている。この動きは、今すぐに見えるものではないが、10年先には「あの時期」から大きく変わったな!と言われる事であろう。
 日本はバブル崩壊後の20年間 何も出来なかった時代と呼ばれていたが、世界に先駆けて確実に21世紀型の経済にシフトし始め、ソフトランニングを果たそうとしている。

[日本の隣国 ロシア]


 日本とロシアは近代に於いて、世界の強豪列国に影響されながら国の存続を維持して来た。これからは互いに隣国同士の新たな形を形勢する時が来た。恋愛で言うならば、求愛を続けているロシアに対し、求愛を求められている事に気づき始めた日本は、笑顔で振り向いて行かなくてはならない。東アジアの人々よりロシア人は日本人の考え方に近い。
忘れてはならない事は、ロシアは世界一の国土と食糧・鉱物資源・化石燃料等に恵まれて居り、日本人にとって不可欠なものばかりであり日本の若者や子供達へこの国を引き継いで行く以上、このような時代背景でのタイミングを失ってはならない。

HOME | 会長挨拶 | OPORA RUSSIA FUKUOKAの沿革 | 役員構成 | 各・レポート案内 | 主な活動 | ご入会の勧め | お問合せ
一般社団法人OPORA RUSSIA FUKUOKAは両国の協力体系を充実して行く団体です。